2012年09月26日

●吾妻線の歴史

吾妻線は、1945年、吾妻郡六合村の群馬鉄山(1963年閉山)で
採掘された鉄鉱石を輸送する為の貨物専用線「長野原線」として
開業しました。
開業時の区間は、渋川駅〜長野原駅(現在の長野原草津口駅)間で、
間の駅は一つもありませんでした。

同時に、日本鋼管株式会社(現在のJFEエンジニアリング)の専用線と
して、長野原駅〜太子(おおし)駅間も開業しています。
こちらも、鉄鉱石の輸送を目的としたものです。


同年8月から翌1946年4月にかけて、渋川駅〜長野原駅で旅客営業が始まります。
2つの駅の間に、中之条駅、岩島駅、小野上駅、市城駅などの駅が
開業します。

日本鋼管株式会社の専用線(群馬鉄山専用線)だった長野原駅〜太子
駅間も、1952年に貨物線として国鉄に移管されます。
1961年9月には、長野原駅〜太子駅間の旅客営業も開始されます。


1963年に群馬鉄山が閉山すると、1966年10月に長野原駅〜太子駅
間の貨物便運行が廃止されます。
1970年には、長野原以西への延伸に伴う「長野原駅構内の改築工事」
を理由として長野原駅〜太子駅間の運行が休止されます。

1971年3月に長野原駅〜大前駅間が開業すると、長野原線は吾妻線へと改称します。
この延伸部分の開業に伴い、同年5月、長野原駅〜太子駅間は廃止
なりました。

長野原駅以西の路線は、大前〜信越本線豊野に至る予定がありました
が、未着工に終わっています。
未着工となった原因としては、当時の国鉄の財政力が弱まっていた事に
加え、大前以西の嬬恋村内の地熱が高いという調査結果が出た為(浅
間山の影響といわれています)、長大なトンネルを掘削して列車を通過さ
せる事は危険だという技術的な判断がなされたとされています。


1987年の国鉄分割民営化によりJR東日本が運営を継承。
1991年に長野原駅が長野原草津口駅に、川原湯駅が川原湯温泉駅
にそれぞれ改称します。
1992年に小野上温泉駅が開業し、現在の形になりました。
岩島駅〜長野原草津口駅間は、八ッ場ダムの建設により水没する為、
線路の付け替え工事が進行中です。


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ラベル:吾妻線
posted by おくたん at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) |   └JR東日本・吾妻線(群馬県) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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